役に立ちます。
入試問題の文字数をリサーチしてみると、有名中学入試（国語）では、 問題文・設問すべて含めて 約10,000 文字前後、大学入学共通テストでは 約 21,000 文字でした（年度により変動はあります）。読書スピードが上がれば問題を読む時間が短くすることができ、それにより解答に必要な時間はそれにより大幅に増えます。試験という限られた時間の中で実力を 100% 発揮するカギはスピードにあるともいえます。

個人差はありますが、平均２～３倍、人によっては 10 倍以上伸びる方もいます（受講継続が約 1 年）。速読法には様々なタイプのものがありますが、この速読は「誰でも無理なくできる速読」であり、決して超人的なものではありません。普段読むスピードが 2 倍になるだけでも、読書時間はこれまでの半分になります。同じ時間で繰り返して読むことも、倍の分量を読むことも可能になるのです。

短期間でも読書スピードは UP しますが、ある程度高いレベルでの定着を目指すのであれば、２年以上の受講をお勧めします。小６・中３受験生の方で「直前の入試に限定」ということであれば、入試の 2・3 カ月前だけトレーニングを行うだけでも成果は期待できますが、スピードへの意識を変えるという意味合いのほうが強くなってしまいます。やはり継続して速読力の定着を目指したほうが、長期的に見てメリットは多いです。

理解できています。
この「速読」は、斜め読みや飛ばし読みではありません。内容を犠牲にしながらスピードを上げて大体のポイントだけを把握するといった読み方ではなく、脳科学に基づいたトレーニングを行うことで、理解や記憶を伴って速く読めるスピードを上げていきます。その成果を確認するチェックや検定も毎月実施しています。

戻りません。きちんとトレーニングをして速読の読み方が身につけば、 その後トレーニングをやめてもトレーニング前の状態に戻ってしまうということはありません。速読は単なるテクニックではなく、体得するもの（繰り返し練習を行い、方法を体に覚えさせるもの）です。いったん 速読力が定着すれば、本を全く読まなかったりしない限り、失ってしまうものではありません。

基本的に何歳からでも可能ですが、速読トレーニングには語彙力が関係するため、あまりの低年齢層にはオススメできません。大人の場合でも知識のない専門書や外国語が読めないのと同じように、知らない漢字や語彙は認識することができないからです。目安としては、音読ができる年齢になってからが良いでしょう。

速読トレーニングが原因で目が悪くなるということはありません。トレ ーニングは基本的に画面を凝視するものではなく、眼の筋肉を鍛えるために大きく動かすか、リラックスして画面を眺めるだけです。画面を見 ているときも、風景を眺めているような自然な見方で見ていれば、目が疲れたり、視力が落ちたりすることはありません。むしろトレーニングで目をよく動かすと、目の周りの筋肉がほぐれ、眼精疲労が緩和される可能性が高いのです。トレーニングの際は受講生が画面に集中しすぎないよう画面の見方には配慮していきます。

スポーツにおいて必要な動体視力、瞬間視、周辺視野などを総称してス ポーツビジョンと言います。わかりやすい言葉では「見るチカラ」です。目の働きを鍛えるトレーニングで効率的にスポーツビジョンをアップさ せることができます。続けることで野球なら投手のボールがはっきり見え、サッカーなら空いたスペースがパッとわかるようになります。スポ ーツビジョンがアップするとスポーツの様々なシーンで大いに役立ちます。